2017年3月12日日曜日

カーブでの車の進む方向

自分で言うのもなんですが、私は車の運転がかなり下手くそです。

以前は、「カーブでの途中での車の進む方向は前輪の向いている方向だろう」とよく考えもせずに、なんとなく勝手に思っていました。

でも、ある時ようく考えてみた末に、それは間違いではないかと思うようになりました。

たとえば、ハンドルを右へ切って、前輪が車体に対して30度の方向を向いているとします。
その状態では、たぶん前輪は確かに車体が向いている方向に対して30度の方向に進もうとするでしょう。では後輪はどうでしょうか。通常の車では、ハンドルを切ろうが切るまいが後輪は固定されていて常に車体の向きと同じ方向に向いています。

つまりこういうことです。ハンドルを30度分右へ切った状態では、前輪は車体に対して30度右の方向へ進もうとする。でも後輪は車体の向いている方向へそのまま進もうとする。車全体としては、前輪と後輪の中間ぐらいの方向、つまり右へ15度ぐらいの方向へ進むのではないかということです。


このことに気づいた時に、なぜ自分がカーブをうまく曲がれないのかが分かったような気がしました。カーブでは、車の進む方向と前輪の向きは一致しておらず、それなのに前輪の向きに進むと考えて運転していると、カーブで曲がりきれずに、カーブの外側にふくらんでしまうのです。

それ以来カーブでは、自分が思っているよりも多めにハンドルを切るようにしました。そうすると以前よりもうまく曲がれるようになった気がしました。

それまでは、車がカーブで曲がりすぎて、カーブの内側に脱線してしまうのはないかという恐れがあって、思い切ってハンドルを切ることができませんでした。ですが、現在では、カーブの途中では前輪は、思っている以上にカーブの内側を向いていても曲がりすぎることはないのだと思うようになって安心できるようになりました。

もし、自分の車に右へ15度の角度の方向へ曲がって欲しいと思うなら、右へ30度ほどハンドルを切ればよいのだと現在は、考えています。

ただし、今の自分の考えが正しいのかどうかは、わかりません。自分だけでそう思っているだけなのです。誰かに認めてもらったとか証明してもらっとかいうわけではありません。






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